2022年度(令和4年度)電気通信大学1類 編入学試験体験記

 

 

長くなってしまいましたが、是非お読みください!

 

*自分の気持ちの整理の為に書きました。それと、次年度以降の受験生に役立てば良いです。

 

1類(情報系)メディア情報学プログラム  合格

 

1類の実質倍率は3.5倍くらいだったと思います。

 

経歴と志望動機

 私は地元の公立高校出身で、最後の年となったセンター試験を受験し、県外の国立大学(工学部)に進学しました。高校時代について話すと、三年生の7月くらいまで部活に打ち込んでいました。定期試験はきちんと受けていて、割と良い成績でした。定期試験で良い点をとって、自分はできると過信していた自分が恐らくいたんだと思います。というのも、センター試験では模試を何度も受けていたにも関わらず、本当に伸びませんでした。友達にはどんどん追い越され、自分は伸びない。志望大学を公言したところで目標が独り歩きし、できるはずだと思っていたのに、おかしいと感じていたら本番を迎え、結果ダメダメでした。振り返ってみると、勉強に対する取り組み方だったのかな、と思います。具体的には、「質より量」の勉強をしていました。ずっと気が付かなかったんです。でも、国立大学に行ける点数はあったのでそのまま二次試験を受けていきました。私はセンター試験より記述の二次試験が得意だったので、センター試験なんかで人生の分岐を決められるのが本当に嫌でした。

 そして大学に進学したものの、コロナ禍で前期は地元でオンライン授業。後期にやっと大学に行けるようになりましたが、週に2回、線形代数微積の授業のみ。そんな中でも部活に入って、友達や先輩もできました。年末実家に帰省して、年が明けると、感染拡大により残りの一年の授業はオンライン、結局春まで地元にいました。でも成績はある程度しっかりとっていました。

 さて、話が長くなっていますが、いざ文字に起こしてみると色んなことがあったんだなと思います。ここでやっと編入の志望理由について書こうと思います、長くなっていますがお付き合いください。

 上に述べたことを読んでいただけたら、筆者は現状に納得していないのだろうと感じて頂けているのではないでしょうか。そうです。このまま時間の流れに任せていたら、将来やりたいことをできていないに違いないと感じたのです。でも、やりたいことも分からないし、どうすればいいのかもわからない。そこで振り返ってみると、後悔しかないんです。輝かしい部活の思い出がある分、余計悔しい。自分の能力の低さは受験を通して痛いほど感じました。経済的に余裕はないし、現役で入学したんだから時間を無駄にしたくないと思って、そこで思いついたのが「編入学」です。将来の自分を想像できなくて、でも今動くべきだと思って動きました。編入については高校の時も聞いたことがあったけれど、まさか自分が...って感じでした。とりあえず過去問や募集要項を集め、勉強を始めました。普通に今の大学でもいいのではないか、という周りの声もあり、自分もやがてそう思えてきました。なんで編入試験の勉強をしているのか、本当に分からなくなっていた時期もありました。でも、普通って何かわからないですよね。きっかけは何だっていいと思ったんです。人生ってあっという間で、大学なんて一瞬だと思うんです。やりたいようにやればいい、自分が自分を認められる生き方をするべきだ。これが、私の決断のきっかけです。

 でも、面接もあるわけで、研究室を調べました。この面接対策をしているうちに、やりたい研究が見えてきました。やがてだんだんと自分というものが、受験を通して分かってきた気がしました。受験を通して得たものはかなり大きかったと思います。

 

受験の事前準備

 一年生の秋ごろに一年前期の成績開示があり、そのとき勇気を出して先生に相談させて頂きました。「電通は、いいねえ。」といわれたのを覚えています。そのときに、「とりあえず一年生の授業に専念して、しっかり単位を取った方がいい」といわれたので、一年生の間は授業のことしかやっていませんでした。

 一年生が終わり、春休みに入りました。とにかく受験するにしても、入学するにしても、お金は絶対条件なのでバイトを死ぬほどやりました。春休みの二か月くらいで20くらい稼ぎました。時給の低い地元でよくやったなと思います。それと並行して、念のためTOEICの勉強をスタディーサプリで毎日一時間はやるようにしていました。もしかしたらほかの大学を受験するってなったときに使うかなと思ったからです。あとは、一年後期末でやった学校でみんな受けるTOEICの点数が驚くほど低くてショックだったから、というのもありました。でも結局630点でした。これは使えないなと思いました。もっと高かったら筑波とか目指していたかも。でも東京に行きたかったというのも少しあり、まあ許せました。いずれ役立つTOEICなので受験が終わったらまたやろうと考えていました。

 

怒涛の受験勉強

 本格的に受験勉強を始めたのは4月(受験本番は6月末)でした。絶対に必要なのは、数か月すべてを受験に捧げる強い覚悟です。勉強を始めるタイミングは早ければ早いほど良いのは事実です。しかし、中途半端に勉強していても意味がないです。むしろ時間を決めて徹底的に追い込む方が効率的だと思います(個人的見解です)。どの合格体験のブログを拝見しても、私より数か月早く勉強を始めていた方が多かった気がします。そんな中勉強を始めた私は不安もありました。しかし、情報の少ない編入試験です。正解なんてありません。仮にその判断が間違いであったとしても一人だから気付かないし、逆にそれが強みになることもあります。「できない」という大人の常識的な考え方に縛られなかったのは間違いなく独学の利点でした。また、時間が限られていることから、自分を追い込むことができたと思います。間違いなく言えることは、「量より質」です。とにかくこれを意識して勉強しました。私は大学受験で成功している人間ではなかったので、とにかく戦略的に勉強するようにしました。

 受験の勉強が集中的にできたのは、4月、5月、6月のほんの三か月間でした。今の大学の授業ともうまく付き合っていかなければならなかったので、前期の単位数をできるだけ減らしました。一年生で最大数の単位を取っておいてよかったです。

 

4月 ~知識を身に付ける月

 とにかく、受験に必要な知識をぶち込んでいきました。四月初めのレベルは、慣性モーメントやガウスの法則、また線形の核や象、複素関数微分方程式あたりに関する知識が全くなかったんです。だからこそ、面白いほどいろいろなものを吸収していくことができました。3月に過去問の慣性モーメントの問題を見て、無理だと感じたという記憶が鮮明に残っています。

 

5月 ~演習の月

 インプットしたらアウトプットをすることが大事なので、とにかく演習量を意識しました。このとき、「量より質」の意識を、「質を変えずに量を増やしていくこと」に変えていきました。大学で先生に相談したら、「習うより慣れろ」と言われ、本当にその通りだったと思います。参考書をいくつか購入し、たくさんこなして、最終的には自分に合ったものに絞りました。

 

月 ~仕上げ

 自分に合った参考書を、とにかく何回も何回も繰り返しやりました。意外と、回数をこなしても解けない問題はあるものでした。ここが踏ん張りどころだったのかなと思います。だんだんと暑くなってきて嫌になって、勉強をしない自分に罪悪感を抱きながらほとんど勉強せずに一日が終わってしまった日もありました。本当にメンタルブレイクしかけていました。とにかく辛かったです。なんやかんやで直前まで来て、自信をもって本番に挑むことができたのは、ポイントを絞ってできたからだと思います。最初のうちはいいですが、最終的に参考書を絞ることはとても重要です。いざ振り返ってみると、演習量は四月から数えてノート計18冊くらいでした。多めに買っておいたノートがもう残っていなかったことが、自信を持てた一つの理由だったと思います。

 

筆記試験

 前日に下見して、当日の始まりは遅めだったので余裕をもって準備できました。会場に入る前にスマホで大学の授業の出席登録を済ませました。スーツで行きましたが、半分以上私服でした。会場ではネクタイを外して受験しました。

 

 受験日程

・10:00-12:00 数学(120点)

・13:00-14:30 物理 or 化学(90点)

・15:30-17:00 英語(90点)

 

  • 数学

 鬼門です。数学を制すものは受験を制す、といっても過言ではないかもしれません。電通大の数学は噛み応えがあります。計算が煩雑でもやり切る意識が日頃から必要だと思います。

 

 出題範囲は、例年

線形代数学(写像の問題は出る)

微積分学

複素関数

微分方程式

 

です。大問5つのうち、4つを選択して回答します。解答用紙は4枚あり、ホチキスで止められていました。選択問題の番号を書いて回答します。1問につき1枚、裏面にも回答できました。

 今年は1,2線形代数学、3,4微積分学、5複素関数論でした。対策していた微分方程式は出ませんでした。私は1,2,4,5を選択。2か3か、どちらを捨てるか悩みましたが、どちらも難しかったです。具体的に嚙み砕いていきます。(一応自己採点します)

 

  1. 核と像を求める問題。初手で緊張してうまく計算できた自信の無かった(1)、(2)でしたが、最後に確認をしたので大丈夫なはず。(3)は過去問に似た問題があった気がした。過去問の答えが分からないから解き方があっているのかわからないけれど、自分を信じて完答。(20/30)
  2. 表現行列に関する問題。(1)は固有値固有ベクトルを求めるだけの問題。確実に取りたい。(2)(3)は表現行列に関する問題。(3)は完全に分かりませんでした。悔しいけれど、解法が分からなかった。(15/30)
  3. パラメータ表示の変数から面積を求める問題。(1)は解けましたが(2)が大問2を選んだ判断のきっかけの問題だったと思います。でも、線形のうちの一問を捨てた人が多い気がします。
  4. (1)(2)重積分、(3)三重積分をただ解く問題。解き切ったけれど(2)の計算がかなり煩雑で自信がない。とはいえ(1)(3)も計算ミスが怖い。みんなそうだと思いますけどね。(15/30)
  5. 複素数を用いた積分。見直しもしました。対策していたより全然余裕だった。たぶん大丈夫。(30/30)

 

 総合的に、ミスが無ければノルマはクリアしているかと思います。他の受験生がどれだけできているかは分かりませんが、悲観するほどの点数ではないと思います。(80/120)

 

  • 物理(化学は分からない)

 おそらく1類はほぼすべての受験生が物理を選んだと思います。

 物理は数学と比べて対策が遅れがちな科目かもしれません。しかし、ほぼ大学入試の知識しかなかった私ですら3か月で対策できました。正しい知識を身に付け、それをそのまま使うだけです。特に捻った問題も出ないです。基礎を徹底的にやれば大丈夫です。逆に、基礎知識に穴があると崩れていきます。つまりは、難しいことはやらなくて大丈夫なんです。

 

 出題範囲は、例年

・力学(減衰振動、慣性モーメント)

電磁気学ガウスの法則、アンペール、ビオサバール)

・熱力学

の3題です。波動は数年前に一度出ていましたが、対策しませんでした。出たら落ちるという覚悟を決めていました。波動までやる余裕はなかったです。

 

  1. 剛体球の並進運動、回転運動の問題。使っていた参考書でやっていたことそのまま使えました。最初問題を見たとき、感動しました。(30/30)
  2. ガウスの法則から電場と電位を求める問題と、点電荷の運動の様子に関する問題。これもまた、練習通りでした。後半の点電荷の運動は、運動方程式から運動を求めたのですが、たぶん大丈夫だった。自己採点は甘いかもしれないけれど、間違っていると思う要素がないのでこれも満点にさせてくださいね。(30/30)
  3. オットーサイクルに関する問題。これもまたなんと、参考書に合った問題そのまま。しかしカルノーサイクルばっかりやっていたので少し悔しかった。後半の熱効率の分母分子が逆な気がしていたが、逆だった。でも計算がどうも合わなくて、そのままタイムアップ。悔しい。(15/30)

 

 過去問を見るとなかなか不安要素が拭いきれないままでいたが、運が良すぎました。熱力学の問題演習を直前で省いてしまったのが後悔。仕方ないと割り切るしかないです。力学と電磁気でも見落としがあれば、と考えると恐ろしいですが、誰でもそうですし、まあ及第点だと思います。(75/90)

 

  • 英語

 このブログを見てくださっている方と同様に、私もかつて他の方の合格体験記を拝見していました。そのとき、英語は簡単という情報があり、とりあえず英作文の対策だけたまにやっていたくらいです。差が付きにくい科目だと思うので、数学と物理に集中すべきです。過去問も英作文しか出ていないので対策のしようがないです。英作文は慣れておくとよいと思います。構成をある程度決めておいて、使えるフレーズを集めておくと良いです。

 

  1. 2ページにわたる英文を読み、日本語の要約文を20字程度で穴埋めする問題。英単語が難しかったり、どこを拾うべきか迷うところもありました。例年の難易度が分からないので、何ともいえない。
  2. 英作文。字数制限はなく、答案用紙は1枚。練習通り、伝えたいことを明確に決めて、テンプレに沿って書いた。私の場合、「I have three reasons. First, ~. Second, ~......... In conclusion, ~.」みたいな感じ。結構いい感じに書けた。書きすぎて最後の段落が短くなってしまった。最下段のギリギリまで書いていた。対策しておいてよかったと思った。因みに対策は過去問だけ。

 

 

  • 筆記試験の総括

 大学の二次試験と雰囲気は同じでした。だからといって気張る必要はありません。大学受験を経験している人にとっては、慣れた空気だと思います。それでも、そこまでピリピリしてはいなかったのかも。

 会場は、教室2つを使って行われていました。1類はまとまっていました。トイレはすぐ近くにあったので安心でした。教室に時計はなかったので腕時計は必要でした。

 15分前になると3人の試験官の方が入ってきて、問題を配り始めていました。特に変わったこともなく、普通の試験でした。

 前日はドラゴン桜の最終回で、めちゃくちゃモチベーションが高かったです。放送のタイミングが良すぎ。ここから運が味方してくれていたのかもしれません。

 

面接試験

  この日は前日より1時間早い集合時間でした。心配性なので割と早めにつくようにしたのですが、余裕過ぎました。気持ちの問題です。筆記の日も30分前集合と書いていますが、別にすぐ始まらないので早く来るかどうかは気の持ちよう次第で良いと思います。

 最初に全体の説明が簡単にあって、先生は優しいからリラックスしていってきてくださいと言われました。これで少し気が楽になって、あまり緊張せず面接会場に入りました。スタッフが案内してくれました。ノックを三回して入ると、長机が正方形型に並べられていて、向かいに面接官が二人いました。靴下の色とか靴の傷とか、そこまで見られる環境でなかったので気にする必要が無かったと思いました。志望理由を聞かれて、その研究室でやりたいこと、それはどんな技術を使われているかなど聞かれました。どんな技術かと聞かれて、答えになっているのかわからない答え方になってしまったかもしれません。最後に、合否には関係ないですが併願しましたかと聞かれました。別に面接官は優しくも無く、淡々とこなす面接官って感じでした。

 この面接はイメージ通りできました。練習は一切しておらず、言いたいことだけをノートにまとめるだけでした。大事なのは、一貫性です。私はやりたい研究があったので、気持ちをそのまま伝えることができたと思います。面接は嘘でもいいと思いますが、本心を話すことほど説得力のある話し方はないのかもしれません。

 

 次に会場を移動して次の面接の教室に入っていくと、仕切りがあって入口からは面接官は見えませんでした。少し動揺しながらも普通に入っていき、名前を言った後、左右にホワイトボードがあるから、問題解いてくださいと言われました。机にはメモ用紙もありましたが使いませんでした。進数の問題と、C言語の問題。進数の問題は、進数変換はできたけれど2の補数表現が出てきてビビりました。授業でやったばっかりだったのに解けなくて後悔しました。C言語の問題はフローチャートが読めなかったので全く分かりませんでした。情けなかった。時間が無情に過ぎていき、10分経過、終了。退室、帰宅。口頭試問はボロッボロでした。大学の授業の復習をしていれば解けていたかもしれない問題を解けなかった罪は重く感じました。

 口頭試問の出来の悪さに、後悔どころかもはや何も考えられませんでした。筆記試験の方が大事とはいえ、情報の人間として勉強不足を感じました。期末試験頑張りたいです。

  口頭試問はボロクソでしたが受かりました。アドバイスとしては、やっぱりかなり筆記重視なので面接は必要最低限の準備だけで良いと思いました。口頭試問は解けても解けなくても変わりないかと。

 

 その日は電車で帰ったのですが、Suicaがチャージできなくて、見てみたらクレジットカードの今月の使用上限を超えていたのです。なんと、知らないところからありえない額が請求されていました。受験の疲れを癒す暇もなく、頭を抱えていました。最悪でした。でも受験前に気付かなくてよかった。カード会社に電話して利用停止してもらいましたが、まだ解決していません。本当に腸煮えくりかえりそうでした。すみません。。(笑)

 

 

使った参考書

  私の使った参考書について紹介します。

  • 数学

編入数学徹底研究: 頻出問題と過去問題の演習(大学編入試験対策) / 桜井基晴 / 聖文新社」

 数学はほぼこれのおかげです。これを中心に勉強していました。5週くらいしました。大事なことが詰まっていて、効率的に勉強できました。これのほかに同じシリーズの「編入数学過去問特訓」というオレンジのがあるんですが、まずは徹底研究の方を完璧にするべきです。完璧に解けるまで何度も繰り返しやることが大事です。

 

「チャート式シリーズ 大学教養 線形代数 / 加藤文元 / 数研出版

 電通大写像の問題がかなり手強いです。私はこのチャート式の写像の部分だけを2,3周しました。表現行列と、核や象の理解が深まりました。このあたりは定義が難しいので、わからなくても繰り返しているうちに分かるようになっていきました。

 

「弱点克服 大学生の複素関数/微分方程式 / 江川博康 / 東京図書」

 複素関数はこれで網羅できます。複素関数の問題は簡単なので、絶対に諦めないでください。みんなここは落とさないと思います。微分方程式の問題が半分以上ありますが、微分方程式は徹底研究の方で十分だと思います。微分方程式の問題は出ない年もありますし、出ても基礎的な問題です。

 

  • 物理

「弱点克服 大学生の初等力学 / 石川裕 / 東京図書」

「弱点克服 大学生の電磁気学 / 石川裕 / 東京図書」

 初手からこの2つで力学、電磁気学の勉強を始めました。力学は慣性モーメント、剛体の運動の章を何度も繰り返してました。本番も似た問題が出ました。電磁気学は、第一章と第四章だけを繰り返していました。これもまた本番で似た問題が出ました。難しい問題もありますが、基礎的な知識をもとにした問題なので効果的だと思います。ただ、どちらも誤植が多いので注意して読む必要があります。ずっと受け身ではいけないですね。繰り返していくうちに気付くことも多いです。

 

「熱力学キャンパス・ゼミ 演習 改訂2 / マセマ出版社」

 熱力学のみならず、マセマシリーズは全般的に良いと思います。何よりも丁寧で分かりやすいです。特に熱力学は苦手意識があったので、救われました。

 

「 基礎物理学演習 / 後藤憲一他 / 共立出版株式会社」

 少し難易度が上がります。上にあげた問題集で足りないと思った方にはお勧めです。強制ではないですが、やった方がいいかもしれません。もちろん、これを中途半端にやってしまうより上に紹介した参考書を完璧にすることの方がよっぽど重要です。

 

 

編入学を通して)

 今回の受験を通して、友達の大切さ、自分の本心、限られた時間の短さなど、学んだことは多くありました。編入学受験は一言で言い表すと「孤独」です。自分とひたすら向き合った時間でした。もうここまで勉強に打ち込むことはない気がします。でも、将来やりたいことは大雑把にあるので、ただひたすらにもがいて努力をしていきたいです。

 全く関係ないんですが、私は坂道アイドルのいわゆるオタクです。誰かがこれを見て、友達が増えれば非常に嬉しいです。ついでに少し話します。アイドルだから、というのはあるのですが、凄くキラキラしているんですよね。才能がないと思い込んでいた子が、数年前とは比べ物にならないほどにキラキラ輝いているんです。自分の場所を見つけたというか、楽しんで生きているのが凄く伝わってきて、それが羨ましいんです。人生は運が大きく作用すると思うんですが、やりたいことをやれるのはほんの一握りの人間だけ。だからこそ、それが悔しいんです。一度きりの限られた時間の中で、自分が納得のいく生き方をするべきです。正しいのかわからなくても、それを信じて進むしかできることはないので、今回受験してみようと考えていたのかもしれません。これまで辛いことばかりで、恐らく今後もそう。でも、今を楽しめないと人生楽しくやっていくことってできない気がします。そう思ったのは最近ですが、幸運にも受験に合格して、新しい道が開けました。とりあえず前に進んでみることで、希望はどこかに見つかるはずです。何事もポジティブに考えることで人生の価値は簡単に上がります。楽しいことだけを考えられる楽観的な人間になってみようと思います。

 

 

 お読み頂き、ありがとうございました。

 

#電通大編入 #電通大 #編入

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ここでかなり詳細に書きましたが、何かあればできるだけ対応します。どうしても困ったときは連絡してみてください。面倒見は良い方だと思います(笑)。